今月のテーマは「苦手な動作」。私は人と食事をすることが苦手だ。

 新しい生活様式のおかげで、正直いって気楽になった。これまでは、新しく知り合う人や長らく連絡をとってなかった人と久々に会うと、なんとなく「じゃあご飯でも行こっか」「飲みに行こっか」なんていうことになりがちだったから。

 理由はいろいろあるけど、まず最近の私は食べるペースが本当に遅い。もちろん「早く食べよう」なんて試みることもストレスだ。「西新宿のあたりに良い定食屋があるんですよ」なんて話になって、そろって焼き魚定食みたいなものを頼んだ日には大変なことになる。

 また、私は食事のマナーというか、作法というものについて、(自分に対して)厳しいところがある。他人に強いたりせんけど魚の骨とかめちゃ取り分ける。そして「主菜・副菜・白米・汁物」で構成された定食であれば、それらを最大限に楽しむために、箸を運ぶローテーションを組んでいく。そういうのが、過去に生きていたものを摂食するにあたって大事なんじゃないかって思っている。勝手に。自分ひとりの中で。

 こういうことをしていると相手の食ペースにまったく合わないし、それが合ったところで何が楽しいのかわからない。でも人間は不思議なもので、同じ釜の飯を食べたり盃を交わすことによって、なにかの相互確認作業ができるらしい。「仲良くなった」とか「関係値ができた」とか、その他いろいろ。話は少し変わりまして、私はALTSLUMに毎月分の日記をドロップしているけど、そのほとんどに「人間が苦手」というサブタイトルを冠することができます。ほんと、なんでこんな生き方になっちゃってるのか理由が分からない。

 なんかこう、一緒にApex Legendsのランクマいくとか、LoLのARAMまわすとかしながら、お互い勝手にカロリーメイトぼりぼり食べるみたいな、そういうコミュニケーションって一般的にならないんすかね。ウォッチパーティでエヴァ新劇を一緒に観ながら、「ネブカドネザルの鍵の形おぼえといて、ゼーレの板にも同じの映るから」とか、そういうことをぶつぶつ言いながら、ぼりぼりやってさ。ところで西新宿の魚がおいしい食堂は「しんぱち食堂」のことで、ほんと行きてーよ。いますぐ僕を西武新宿線に乗せてくださいよミサトさんっつってさ。で、ミサトさんも言うんだわ。人の顔色なんか気にせず、誰かの為じゃなくて、あなた自身の願いの為に。行きなさい、新宿んってさ。