あけましておめでとうございます。2月です。僕（ワニウエイブ）はちょっと前までnoteとALTSLUMで「今月のゲーム」というタイトルでその月発売されるゲームをまとめるというようなことをやっていたんだけど、誰か覚えているのかな？ いないかな？ 最近はまったく更新してなかったんですが、個人的にいろいろな事案が重なっていたのと、「やってもいないゲームについていろいろ書くのって大変だな」というのがあり、しばらくやめちゃっておりました。
最近またゲームについていろいろ書き物をしてもよいなという気持ちになってきて、ALTSLUMで書けたらよいね、とおもったので、今月から「今月のゲーム」をリニューアルして「先月ゲーム」という連載をはじめることにしました。「先月ゲーム」では先月のゲーム、つまり今回だったら2022年の1月に僕が個人的にやっていたゲームについて書いていきます。レビューというより簡単な感想文のようなものなので、あんまり参考にはならないかもなんだけど、まあ試しに読んでみてもらえるとうれしいよね。書きます。
Pokémon LEGENDS アルセウス
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000039944.html
1月28日発売なのでほぼ2月発売だが、まあひとまずのEDまでみて結構やったという実感がある。最初のうちはほんと無類に楽しくて、クリアまでは夢中に遊べた。ただ、終わったあと考え直すといろいろ不満点もあがってくる、という感想になりました。ストーリーがスットコドッコイなのはまあいいとして、服屋で服探すのがすげえめんどくさいとか、手持ちポケモンの図鑑をすぐ参照できないとか、ちょっと不親切な点が目立ったのが個人的には気になった。あとこのストーリーでポケモンを乱獲するのが前提なシステムはいったいどうなんだろう。不要な良心の呵責が生まれちゃうんだが……。「ポケモン」とはなにか、「ポケモントレーナー」とはなんなのか、という問いが産まれてくるストーリーなのにもかかわらず（現状は）それに対する回答があんまりない、ってのもモヤモヤする。まあ全ポケと出会ったあとの真EDとかDLCとかでフォローされるのかもしれないね。実験的でおもしろかったし未来のポケモンというゲームの姿が垣間見える部分も多かったので、次回作があるなら期待したい。購入を検討してる人は買っちゃってもまあいいとおもう。任天堂のゲームはあんまり値崩れしないしセールも少ないので、買いたいときに買っちゃうのがいい。レビューとかも書いてみたいけど、書ける場所があったらやりまーす。
Inscryption: Kaycee’s Mod
https://store.steampowered.com/app/1092790/Inscryption/?l=japanese
去年の10月に発売されるやいなや変なゲームがすきな変な人たちの間でめちゃくちゃ盛り上がったゲーム『Inscryption』の公式MOD、それがKaycee’s modだ。一応Slay the Spire式のデッキビルディング／ローグライクに分類されるであろう本作だけど、まあ本編中ではその部分を楽しむのに限度がある（実際にやってみてください）ので、無限モード的なKaycee’s modは本作ファンには嬉しい追加要素だとおもう。実際やってみるとわかるけど、まじでバランスはテキトーで、「多産」とか「不死」みたいな強い効果をうまく使ってずるいことをするデッキが強すぎるし、後半はそういうデッキじゃないとクリアできないんじゃないかな……？ 1コスト引くのに1ターンかかるっていう仕様上2コスト以上のカードが普通には使えない（3ターンかかる）ので、逆に言えばコストが潤沢に払えるコンボを組まないといけないし、そうすると急に強すぎることになるんだよな。弱すぎるデッキか強すぎるデッキしか存在しない極端なゲームになっている。でもなんだかんだ50時間近く遊んでしまった。本当におもしろいのでやってない人はやってみて。昨年末からずっとやり続けて、年越しの瞬間もやってたからね。
Vampire Survivors
https://store.steampowered.com/app/1794680/Vampire_Survivors/
すごい流行してるというのは知っていたんだけど、ほんとうにおもろくて、夢中で３日間ぐらい遊んでた。そしてすぐにやめてしまった。サクッとあそべて、それなりに「やり込んでる感」を味わえ、ストレス解消にもなるリラクゼーションゲームだとおもう。普段ムカムカしてる人、憂鬱な人、ツイッターを見てはキレ散らかしてしまう人、イライラしているがゆえに他人に攻撃的な態度をとってしまいがちな人などにおすすめしたい。ラジオかAppleミュージックかなんか聞きながらプレイするのもおすすめだと思う。ぼくは宇多田ヒカルの「BADモード」を聞きながらこのゲームをあそんでいました。いまでもBADモードを再生すると、本作で大量の骨がバッタバッタと死んでいく情景が思い浮かびます。