と、いうことで今月からALTSLUMで「MONTHLYTOPICS」というコーナー(?)みたいなものを始めることになった。企画者は他でもないぼくなので、言い出しっぺとして責任をもって最初に執筆しようと思います。今月のテーマは「2020年ベスト○○」。いろいろ書きようがあるテーマだけど、ふざけたくなる気持ちを抑えてとことんスタンダードな記事になるように「2020年ベストゲーム」とした。これは「2020年遊んだ中で」という意味であって「2020年発売」という意味ではない。よく遊んだもの、思い出深いもの、シンプルに面白かったものと三本選んだ。


『FINAL FANTASY XIV』

 去年中頃から年末にかけてFF14はかなりたくさん遊んだ。プレイ時間は数百時間にのぼるけど、FF14のプレイヤーの中ではそれでもかなり短めなほうだと思う。なんせFF14はサービス開始十周年を迎えたゲームだから、凄まじい長さのメインストーリーと膨大なサブコンテンツを兼ね備えている。今からそのすべてを遊び尽くすのはおそらく不可能、っていうか全貌を把握することすら困難だ。今までMMOというものをあんまりやってこなかったけど、FF14はネッ友が多く参戦したこともあって結構長続きした。今もまだちょくちょく触ってはいる。触るたびに新しい発見があって飽きない。

 FF14というゲームは正直言って全然おもろくない。全然おもろくないというか、おもしろさのピークがものすごく低い。その代わり、最もつまらない部分が最初に集中しているので、そこさえ過ぎればあとはずっと何をしていても60点ぐらいのおもしろさが続く。一つのことに飽きても、ゲーム内で別のことができる。たとえば戦闘コンテンツに飽きたら、木こりや採掘をすればいいし、それにも飽きたら麻雀を打てばいい、といった具合に。そしてそのどれもが「劇的におもしろくはないけど、なんかやってられる」ぐらいの温度感なので、例えばYouTubeを視聴しながらみたいな、「ながらゲーム」に非常に適している。

 物語も中盤以降は結構楽しくなってくるので、今から始めるひとは「序盤(序盤といっても100時間ぐらいかかるが)だけ我慢が必要だ」、ということを肝に銘じておいたほうがいいとおもう。一緒に遊ぶ友人がいると楽しさが段違いだし、あと家を持ってるとお金がたくさん必要になるのでモチベーションが続きやすいかと思います。僕はGAIA鯖のRidillというところでHacknetというFC(ギルドのようなもの)を作って遊んでいるので、興味があったら参加してみてネ。今はなんかメンバーみんなサイバーパンクやったりしてIN率が低いですが、きっといつかは戻ってくるので……。そういう意味で実家のようなゲームと言えるかもしれないね。


『Cyberpunk 2077』

 ゲームライターの仕事を始めて以降最も待望したゲームだったし、いろいろ取材とかもさせてもらったりもしたし、よりによって本作の事前プレイ中に父が亡くなったということもあって、思い出深いという意味ではこのゲームを超えるものはちょっと思いつかない。ほんとありとあらゆる意味で一生忘れられないゲームとなった。正直まだ完全な状態とはとても思えないので、まだ発売されていないような気すらしている。なので「2020年ベスト」という形容が適切かどうかはちょっとわからない。

 今はすべてのクエストをやり尽くし、すべてのビークルを購入して、やることが完全になくなったナイトシティを実績解除のためにぶらついている。その様子をYouTubeで配信したら、視聴者から「閉店後の遊園地みたいだ」と言われた。正直ほんと、クエストとかね、4倍ぐらいあってもいいんすけどね! 無料DLCはいつ来るんですかね????

 ストーリーに関して色々語りたいこともあるので、皆がプレイし終わったタイミングで(半年後とか?)ALTSLUM上でも「サイバーパンク話」みたいなのやりたいですね。本作についてのシリアスな論評みたいなのはここではしないけど、現時点での感想としては「パーフェクトなサイバーパンクオープンワールドとしては「パーフェクトなサイバーパンクオープンワールドではないが、現状最良のサイバーパンクオープンワールド」という感じになるだろうか。


『eBASEBALLパワフルプロ野球2020』(Nintendo Switch版)

 今年もっとも(プレイ時間的に)遊んだゲームがこちら、パワプロ2020だ。個人的にプロ野球には全く興味がないのだがパワプロシリーズはずっと好きでなんだかんだ毎作遊んでいる。特に「サクセス」や「栄冠ナイン」など、自分のオリジナル選手を育成できるモードが好きなんですが、本作はSwitch版のパワプロとしては始めて「栄冠ナイン」を搭載しているため期待をこめて予約購入した。仕事と関係ないゲームを予約するのは稀なことだったけど、まったく後悔はない。Amazonレビューなんかを見ると結構賛否両論っぽいけど(実際のプロ野球が好きだといろいろあるのかもしれない)ゲームとしては、おそらく過去十年で最良のパワプロだと思う。

 栄冠ナインでは「ハシエンダ高校」という高校をつくって、そこでUKロックの偉人たちを生徒とし甲子園制覇を目指した。最初の方は頑張ってキャラメイクをしていたが、3年を越えたあたりからめんどくさくなって(デフォルトである)普通の日本人名になってしまった。甲子園を優勝するころには「ハシエンダ高校」という高校名は完全に形骸化し、野球部は田中だの鈴木だのという個性も愛着もない生徒たちの巣窟となっていた。

 今年はコロナ禍もあってかなりの時間を自室で過ごした。なので例年にも増して「にじさんじ」のVtuberを見る時間が増えたのだが、そんな「にじさんじ」がパワプロで(コナミをスポンサーにつけて)「にじさんじ甲子園」という催しを行っていたのも印象深い思い出になっている。