MONTHLYTOPICS「予約」

今月のテーマは「苦手な動作」。自分は予約するのが苦手です。

 2020年2021年はCOVID-19の影響から美術館や展示とかも予約制のところが以前と比べて増えて、1週間とか早いと2週間前には予定を立てる方がベターな場面も増えた。でもその日のことはその日になってみないとわからない〜( ˘̥̥̥̥̥ ᵕ ˘̥̥̥̥̥ )というタイプの人間なので予約を入れるのを先延ばしにしてしまいがちだ。予定を確定させる重圧に耐えられなくて、予約フォームのブラウザを閉じたりしてしまうこともある。

 1週間先2週間先の自分と今の自分が連綿と繋がっている気がしないから予約を入れて外部との確約を持つのが怖いんだと思う。予約がなければ精神的にも一定の安定感でいられるのに、予約があるとその都合ありきで日が進行していくので、なんか結構テキパキする人になってしまう。全然テキパキするタイプじゃないのに!
予約を取る上での時間とかも何時が妥当なのかわからない。あんまり早いのはいやだし、あんまりおそいのもなんかいやだ。当日行けなかったらどうしよう…とナーバスになりながら予約を入れている。予約なしで行ける展示とかの方が、時間制約がない故にやる気だけで回れるので気楽に感じる。

 美容院とかの他の人の時間が関わってくる予約も苦手だ。私がお世話になっているお店はLINEで「○日○時お願いしたいですー」みたいに送ると向こうの時間とすり合わせて予約を取ってくれる方式なのだが、一切他のお客さんのスケジュールが開示されないまま取るので逆にいつが空いてるのかとかが読めなさすぎて、自分は2週間くらい前に予約を入れるようにしている(2週間前だったらまぁまだ空いていて時間もすり合わせやすいだろうという想像から)。でも本当は、髪切りたいとかは感情が「髪切りて〜!」となった次の日くらいに行けるのが理想だ。インターネットで予約状況がわかるところだったらその速度で欲望を果たせる。そういう自分の欲望の速度感を知っているけど、それでも今切ってもらってる人は髪を切るのがすごく上手だなと思うので、その人に切ってもらえるよう2週間前には予約するようにしている。

 最近は眉サロンに行ってみたいなぁと思いながら、いくつかお店だけ調べて2週間くらい経っている。予約を入れられないまま…